ウスイロコノマチョウは南方の蝶で、奄美諸島や沖縄諸島、八重山諸島に多く生息しますが、移動性が強く、九州や四国、本州でも見られることがあります。過去には北海道でも観察した記録が残されています。
この記事では、これまでに観察したウスイロコノマチョウの写真を紹介します。
ウスイロコノマチョウの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | 周年 |
成虫が見られる時期 | 周年 |
越冬の状態 | 周年 |
食草 | ススキ、ジュズダマ、ヒメシバなど |
亜種 | なし |
ウスイロコノマチョウは主に奄美諸島や沖縄諸島、八重山諸島に生息する蝶で、これらの地域ではほとんど年中観察ができます。移動性が非常に強く、九州や四国、本州でも観察できることがあります。過去には東北地方や北海道でも採集の記録が残されています。
ウスイロコノマチョウは、近縁種であるクロコノマチョウと同様に季節による変異が大きく、夏型と秋型で模様が異なります。
活動時間は早朝と夕方で、低い位置を飛翔する姿がよく見られます。
ウスイロコノマチョウの写真集
沖縄本島
沖縄本島で観察したウスイロコノマチョウです。ウスイロコノマチョウは季節による変異があり、夏型と秋型で模様が異なります。目状紋が目立つことから、この個体は夏型であることが分かります。
沖縄県石垣市
沖縄県の石垣島で観察したウスイロコノマチョウです。この個体は裏面が枯れ葉状の模様であることから、秋型であることがわかります。秋型が越冬し、3月に観察できました。
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