ツマグロキチョウは、本州、四国、九州に生息する蝶で、草原や河川敷などに生息します。キタキチョウと見た目がよく似ており、生息地も重なることが多いため、同定には注意が必要です。生息環境の悪化により絶滅が危惧される蝶です。
この記事では、これまでに観察したツマグロキチョウの写真を紹介します。
ツマグロキチョウの紹介
分布 | 本州、四国、九州 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年3~4回 |
成虫が見られる時期 | ほぼ周年 |
越冬の状態 | 成虫で越冬 |
食草 | カワラケツメイ、アレチケツメイなど |
亜種 | なし |
ツマグロキチョウは本州、四国、九州に生息します。かつては普通に見られた蝶ですが、環境悪化により生息数が減少し、現在は絶滅が危惧される蝶です。成虫は年3~4回程度発生し、第1化(夏型)は5月頃から発生し始めます。
キタキチョウと見た目がよく似ており、分布も重なることがあるため、同定には注意が必要です。特に夏型は見た目がよく似ます。
ツマグロキチョウの写真集
栃木県宇都宮市&さくら市
栃木県で観察したツマグロキチョウです。ツマグロキチョウは河川敷でよく見られますが、キタキチョウと混生することが多いため、同定には注意が必要です。ツマグロキチョウは夏型と秋型で模様が異なります。一番上の写真は夏型で、キタキチョウによく似ます。真ん中と下の写真は秋型で、後翅の裏面に黒い筋が明確に表れます。
静岡県浜松市
静岡県浜松市でツマグロキチョウを観察しました。地面で吸水する姿が見られました。この個体は夏型で、キタキチョウによく似ます。
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