アサギマダラは長距離を飛翔することで有名な蝶で、日本で越冬が可能な場所は南方に限られますが、春に北方へ移動し、東北地方や北海道でも観察できます。大型のタテハチョウ科の蝶で、メディアでも取り上げられることが多いため、知名度の高い蝶と言えます。
この記事では、これまでに観察したアサギマダラの写真を紹介します。
アサギマダラの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年数回の発生 |
成虫が見られる時期 | 5月から11月頃まで |
越冬の状態 | 幼虫 |
食草 | キジョラン、イケマなど |
亜種 | なし |
アサギマダラは大型のタテハチョウ科の蝶で、沖縄や九州、四国と本州の南方でしか越冬できませんが、移動性が高く、春から北方へ移動して東北地方や北海道でも観察することができます。成虫は年に数回発生し、5月頃から11月頃まで観察できます。
沖縄や九州南部ではタイワンアサギマダラやリュウキュウアサギマダラなど見た目が似た種が生息しているため同定には注意が必要ですが、それ以外の地域では基本的に似た種は生息しないため、見分けるのは容易です。
アサギマダラの写真集
栃木県日光市
栃木県日光市でアサギマダラを観察しました。産卵するアサギマダラに遭遇しました。アサギマダラは栃木県日光市では越冬することはできませんが、移動性の高い蝶で、日光市をはじめ日本全国で観察することができます。個体数もそれなりに多く、各地で比較的よく見られます。
茨城県つくば市
茨城県にある筑波山で観察したアサギマダラです。筑波山ではアサギマダラは比較的よく見られ、これまでの経験から1日登山すると1頭以上は観察することができます。山頂だけでなく、登山道の暗い場所でも見られることがあります。大型のタテハチョウ科の蝶ですので、とても目立ちます。
長野県阿智村
長野県阿智村でアサギマダラを観察しました。高原では個体数が多く、花の蜜を吸うアサギマダラをよく目にします。
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