コノハチョウは翅の裏面が枯葉にそっくりであることから名付けられました。枯葉に擬態する蝶として有名です。元々は沖縄にのみ生息していた蝶ですが、徐々に分布を北上しており、現在は沖永良部島などでも定着しています。
この記事では、これまでに観察したコノハチョウの写真を紹介します。
コノハチョウの紹介
分布 | 沖縄、沖永良部島 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 周年 |
成虫が見られる時期 | 周年 |
越冬の状態 | 成虫で越冬 |
食草 | セイタカスズムシソウ、オキナワスズムシソウなど |
亜種 | なし |
コノハチョウは、日本では沖縄と鹿児島県の沖永良部島に生息する蝶です。元々は沖縄島が分布の北限でしたが、1980年代に沖永良部島でも定着するようになりました。成虫は年に複数回発生し、成虫で越冬し、3月頃から晩秋まで活動します。
枯葉に擬態しており、翅の裏面は枯葉そっくりの模様をしています。和名のコノハチョウも枯葉に似ていることから名付けられました。活動時間は日中で、高い場所を俊敏に飛翔し、オスは占有行動をとります。樹液や動物の死骸、腐った果物などに集まり、地面から吸水する姿もよく見られます。
コノハチョウの写真集
沖縄県石垣市
沖縄県の石垣島で観察したコノハチョウです。コノハチョウは翅を閉じて止まっていると枯葉に似ていて見つけにくいですが、活動中は大型のタテハチョウであるためよく目立ちます。3月に観察できた個体ですので、秋に発生した越冬個体であると考えられます。
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