ヤエヤマイチモンジは八重山諸島に生息するイチモンジチョウという意味で名付けられました。日本では八重山諸島にのみ生息する蝶で、オスとメスの模様が大きく異なり、オスは白帯が1本でイチモンジ模様ですが、メスは白帯が3本あり、ミスジ模様をしています。
この記事では、これまでに観察したヤエヤマイチモンジの写真を紹介します。
ヤエヤマイチモンジの紹介
分布 | 八重山諸島 |
生息環境 | 山地 |
発生回数 | 周年 |
成虫が見られる時期 | 周年 |
越冬の状態 | 周年 |
食草 | ヤエヤマコンロンカ、アカミズキなど |
亜種 | なし |
ヤエヤマイチモンジは日本では八重山諸島にのみ生息します。和名は”イチモンジ”がつきますが、オスとメスで模様が大きく異なり、オスはイチモンジ模様をしていますが、メスは白帯が3本あるミスジ模様をしています。メスは近縁種であるシロミスジに見た目が非常に良く似るため、同定には注意が必要です。成虫は周年で発生するため、冬季でも成虫が見られます。
活動時間は主に午前中で、滑空するように飛翔します。
ヤエヤマイチモンジの写真集
沖縄県石垣市
沖縄県の石垣島でヤエヤマイチモンジを観察しました。やや高い位置に止まっていたため、良い写真を残すことはできませんでした。この後は滑空するように飛翔し、遠くに消えていきました。ヤエヤマイチモンジはオスとメスで模様が異なります。この写真の個体は、白帯が3本あるミスジ模様をしているため、メスであることが分かります。オスは白帯が1本となります。
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