キマダラセセリは本州から九州にかけて広く日本に分布する蝶です。中部地方以南では普通に見られますが、北海道などの寒冷地では個体数は多くなく、稀種となります。
この記事では、これまでに観察したキマダラセセリの写真を紹介します。
キマダラセセリの紹介
分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生息環境 | 平地・低山地 |
発生回数 | 年2回程度 |
成虫が見られる時期 | 6月から9月頃 |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | アズマネザサ、マダケなど |
亜種 | なし |
キマダラセセリは北海道・本州・四国・九州に生息するセセリチョウ科の蝶で、中部地方以南の暖地では各地で普通に見られます。都市近郊の公園などでも比較的普通に見られます。一方で、北海道などの寒冷地では個体数は少なく、稀種となります。
成虫は寒冷地では年1回の発生で7月から8月頃に見られますが、暖地では年2~3回発生し、第1化が6月頃に発生し、第2化が8月頃に発生します。春型と夏型で大きさが異なり、第1化の春型は大型となり、第2化の夏型は春型と比較すると小型になる傾向があります。
俊敏に飛翔し、ヒメジョオンなどの花の蜜を吸うほか、地面からの給水も行います。
見た目がよく似た種として、ヒメキマダラセセリやアカセセリ、コキマダラセセリがおり、同定には注意が必要です。
キマダラセセリの写真集
東京都文京区
東京都文京区で観察したキマダラセセリです。キマダラセセリは個体数はそれほど多くはないものの、東京都内の公園でも見られます。
山梨県大月市
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