カブトムシを始めて飼育するけど、オススメの食べ物は何?オススメのゼリーはあるの?
スイカやメロンは与えない方が良いと聞いたけど本当?
カブトムシ用の食べ物としてよく昆虫ゼリーが売られています。しかし、昆虫ゼリーは種類が豊富で、何がオススメなのかわからない人も多いと思います。
また、スイカやメロンを与えるとカブトムシが下痢をするという話を聞いたことがある人も多いと思います。
この記事では、カブトムシのオススメの食べ物について解説をします。
カブトムシにオススメの昆虫ゼリーは?
カブトムシは野生の環境下ではクヌギやコナラなどの木からでる樹液をエサとしています。ですが、飼育環境下では樹液を与えることは難しいので、一般的には昆虫ゼリーを与えます。
一般的にホームセンターや通販などで販売されている昆虫ゼリーであればカブトムシはよく食べますし、何か問題があるわけではありません。
最近は100均でも昆虫ゼリーが売られています。過去に100均の昆虫ゼリーを試しましたが、カブトムシはよく食べてくれて、長生きもしれくれました。
そんな多くの種類がある昆虫ゼリーですが、最もオススメなのが高タンパクのゼリーです。特に産卵を目的としている方は、是非高タンパクのゼリーを試してみて下さい。
カブトムシは産卵する時に多くのタンパク質を必要とします。高タンパクゼリーはその栄養の補給源となります。高タンパクゼリーとしては、例えばプロゼリーがあります。
昆虫ゼリーを食べる量は?交換する頻度は?
カブトムシは食べ物をよく食べる時期と、あまり食べない時期があります。
- 成虫になって1~2週間:食べない
- 成虫になって1~2週間後:少しづつ食べるようになる
- 7月頃:よく食べる
- 8月頃:徐々に食べる量が減ってくる
ざっくり分けるとこんな感じです。成虫になって1~2週間は全く食べません。これは、羽化直後はまだ体が完成していないためです。
羽化して1~2週間程度経過すると、徐々に食べるようになってきて、7月が最盛期です。この頃は1日でゼリーはすぐになくなってしまいますので、毎日ゼリーの残量をみて交換するようにしましょう。基本的には1日1匹あたり1個が目安です。
8月になり、ゼリーを食べる量が減ってくると寿命が近づいてきているかもしれません。
カブトムシは気温によっても食べる量が違います。夏の昆虫ですが、実は高温にはそれほど強くありません。30℃を越えるような日にはあまり食べず、25℃から28℃ぐらいが最もよくエサを食べるようです。
カブトムシにスイカやメロンなどの果物を与えてもよい?
カブトムシはゼリーだけでなく、果物もよく食べます。例えばバナナです。バナナは栄養価も高く、水分量も適切であるため、カブトムシのエサとしては向いていますが、昆虫ゼリーと比べると傷みが早いため、ずっと置いておくことは避けましょう。
スイカやメロンも食べますが、水分量が多すぎる食べ物は一般的にあまり良くないとされています。果物を与えることもはできますが、できれば専用の昆虫ゼリーを与えることが最も無難だと言えます。
逆に、与えない方が良い食べ物としてはハチミツが挙げられます。ハチミツを与えると、カブトムシのエサを食べる髭が固まってしまうという事例もあるようです。ハチミツを与えるときは、水で薄めてあげるのが良いと思われます。
エサ皿はあった方が良い?
最後に、昆虫ゼリーのエサ皿はあった方が良いのか、解説します。
エサ皿はできれば置いた方が良いと言えます。マットに昆虫ゼリーを直接置くと、簡単にひっくり返ってしまい、昆虫ゼリーがマットにこぼれてマットが汚れてしまう原因になります。
昆虫ゼリーをエサ皿に置くことで昆虫ゼリーがこぼれにくくなることによりマットが汚れにくくなる効果があります。
また、エサ皿がカブトムシの転倒防止材としての機能も果たしますので、できればエサ皿は置いた方が良いと言えます。
最後に
カブトムシは上で紹介したように、非常に大食いで1日1匹あたり1個のゼリーを完食してしまうこともあります。それはその分、排泄物を出している、とも言えます。
カブトムシを長生きさせるためには、エサを欠かさずあげることに加えて、ケース内を清潔に保つことも重要です。そのため、定期的にマットを交換することで、清潔な飼育環境を保つようにしましょう。
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