蝶々ってどんな顔しているの?トンボは顔が目立つからどんな顔してるかわかるけど、蝶々は見たことがない。
蝶は種類によって顔が違います。蝶の顔には、複眼と呼ばれる大きな目と、蜜などを吸うストロー(口吻)が目立ちます。複眼はどの種も同じ形状ではなく、種によって微妙に形や模様が異なります。
アゲハチョウ科の蝶の顔
アゲハチョウ(ナミアゲハ)は黄色と黒の毛に覆われた頭部に、楕円の黒い複眼と黒い口吻があります。
クロアゲハは黒の毛に覆われた頭部に、楕円の黒い複眼と黒い口吻があります。
ジャコウアゲハは黒色と赤色の顔に黒い複眼と黒い口吻があります。
シロチョウ科の蝶の顔
モンシロチョウは黒と白の毛に覆われた頭部に、楕円で模様のある緑っぽい複眼と黒い口吻があります。
モンキチョウはキタキチョウほどではありませんが、黄色の顔に黄色い複眼があります。
キタキチョウは口吻は黒ですが、黄色い顔に黄色い複眼があります。全身ほぼ黄色をしています。
タテハチョウ科の蝶の顔
キマダラモドキは茶色と白の毛に覆われた頭部に、楕円で模様のある茶色っぽい複眼と口吻があります。この写真の角度では口吻が隠れてしまっていてよく見えません。
コムラサキは複眼の中心に目玉のような黒い点があります。複眼はくすんだ黄色で、口吻も黄色をしています。
コミスジは黒い斑点がある複眼をしています。
シジミチョウ科の蝶の顔
ミドリシジミは黒と白の頭部に、大きい楕円の黒っぽい複眼があります。顔に対して複眼の面積が大きく、複眼が良く目立ちます。
ミズイロオナガシジミは黒と白の頭部に、大きい楕円の黒っぽい複眼と口吻があります。顔に対して複眼の面積が大きく、複眼が良く目立ちます。この写真の角度では口吻が隠れてしまっていてよく見えません。また、複眼の下に上に向いた突起があるのも特徴です。
クロツバメシジミも複眼が顔全体の大部分を占めています。
ベニシジミは白い顔に大きい黒い複眼と口吻があります。
セセリチョウ科の蝶の顔
イチモンジセセリは茶色の頭部に、円形のの茶色っぽい複眼と口吻があります。この写真の角度では口吻が隠れてしまっていてよく見えません。
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