アカマダラは、春型の翅表の赤斑と黒斑のまだら模様から名付けられました。日本では北海道にのみ生息する蝶で、平地から山地にかけて普通に見られます。
この記事では、これまでに観察したアカマダラの写真を紹介します。
アカマダラの紹介
分布 | 北海道 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年2回 |
成虫が見られる時期 | 5月から8月頃 |
越冬の状態 | 蛹で越冬 |
食草 | エゾイラクサ、ホソバイラクサなど |
亜種 | なし |
アカマダラは日本では北海道にのみ生息する蝶で、平地から山地にかけて普通に見られます。成虫は年2回発生し、第1化(春型)は5月頃に発生し、第2化(夏型)は7月頃に発生します。
春型と夏型で模様が大きく異なり別種と間違えられることがあります。春型は翅表に赤斑と黒斑のまだら模様になる一方、夏型は黒褐色に白帯の模様になります。
アカマダラの見分け方
アカマダラの夏型は、近縁種であるサカハチチョウの夏型と見た目が非常に良く似ます。ここではサカハチチョウの夏型との見た目の違いを解説します。
アカマダラ夏型とサカハチチョウ夏型の見分け方は2点あります。
1点目は、アカマダラは翅表の白斑が並行になる点です。サカハチチョウ夏型は、この白斑が並行にならずに交差します。
2点目は、アカマダラは翅表の白斑が翅の縁まで達する点です。サカハチチョウ夏型は、この白斑が翅の縁まで達しません。
アカマダラの写真集
北海道中札内村及び帯広市のアカマダラ
北海道でアカマダラを観察しました。8月に観察した個体で、第2化(夏型)の個体になります。夏型はサカハチチョウに見た目が非常に良く似るため、同定には注意が必要です。
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