アカタテハは、赤色のタテハチョウの意味で名付けられました。北海道から沖縄までの日本全土に生息し、各地で比較的普通に見られます。成虫で越冬するため、基本的に周年で成虫を観察することができます。
この記事では、これまでに観察したアカタテハの写真を紹介します。
アカタテハの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年2回程度 |
成虫が見られる時期 | ほぼ周年 |
越冬の状態 | 成虫で越冬 |
食草 | カラムシ、イラクサなど |
亜種 | なし |
アカタテハは北海道から沖縄まで日本全土で見られる蝶です。都市近郊でも普通に見られます。成虫は年に2回程度発生し、7月ごろから羽化した個体が観察できます。成虫の状態で越冬するため、ほぼ周年で成虫を観察することができます。
日中に草地を俊敏に飛翔し、花の蜜を吸うほか、樹液や腐果にも集まります。
近縁種としてヒメアカタテハがいますが、見た目はそれほど似ていないため見分けることは容易です。
アカタテハの写真集
茨城県つくば市
茨城県つくば市で観察したアカタテハです。アカタテハは個体数はそれほど多くないものの、東京近郊でも比較的普通に見られます。花の蜜を吸う姿がよく見られます。見た目がよく似た種はいないため、見分けるのは比較的容易です。
長野県東御市
長野県東御市で観察したアカタテハです。アカタテハは平地にも生息しますが、この場所のように山地でも観察できます。
静岡県浜松市
静岡県浜松市で観察したアカタテハです。花の蜜を吸うアカタテハを観察しました。翅の裏面の後翅は独特の模様をしています。
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