ベニモンアゲハは元々は日本に生息していなかったと考えられる蝶ですが、沖縄島に定着したのは1992年とされています。胴体の赤色が特徴の美しい蝶です。
この記事では、これまでに観察したベニモンアゲハの写真を紹介します。
ベニモンアゲハの紹介
分布 | 沖縄、奄美大島など |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | 周年 |
成虫が見られる時期 | 周年 |
越冬の状態 | |
食草 | リュウキュウウマノスズクサなど |
亜種 | なし |
ベニモンアゲハは分布が北上している蝶です。沖縄には、1895年に生息している記録がありますが、その後は沖縄で発見されず、この記録が誤りであると考えられてきました。しかしその後、1968年に石垣島などでベニモンアゲハが発見され、その後は急激に個体数を増やして、分布も拡大しました。これは、台風などによる迷蝶が土着したものと考えられています。沖縄島では1992年に定着しており、奄美大島には2001以降生息が確認されています。
ベニモンアゲハはジャコウアゲハに似ていて、緩やかに滑空するように飛翔します。花の蜜が好きで、石垣島などで観察した時は花で蜜を吸うベニモンアゲハをよく観察しました。
沖縄ではほぼ周年発生を繰り返しており、基本的に年中ベニモンアゲハを観察することができます。
ベニモンアゲハの写真集
沖縄県宮古市
沖縄県宮古島で観察したベニモンアゲハです。宮古島ではベニモンアゲハの幼虫はコウシュンウマノスズクサを食草としています。
沖縄県石垣市
沖縄県石垣島でベニモンアゲハを観察しました。緩やかに飛んでは花の蜜を吸う姿を確認しました。シロオビアゲハやジャコウアゲハなど似た種はいますが、胴体の赤色が目立つため、すぐにベニモンアゲハとわかりました。
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