ベニシジミは北海道から九州まで広く分布し、主に平地に生息するため、普段の生活の中で目にする機会の多い蝶です。
この記事では、これまでに観察したベニシジミの写真を紹介します。
ベニシジミの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | 年3回程度 |
成虫が見られる時期 | 3月から11月頃 |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | スイバ、ギシギシなど |
亜種 | なし |
ベニシジミは最も普通に見られる蝶の1種で、北海道から九州の平地に生息します。都市近郊の公園や民家でも見られます。成虫は年に複数回発生し、北海道では年2~3回、九州の暖地では年4~5回発生します。
飛び方は俊敏ですが、下草によく止まります。また、花の蜜を吸う姿も良く見られます。
ベニシジミの写真集
茨城県下妻市&土浦市
茨城県で観察したベニシジミです。ベニシジミは早ければ3月頃から成虫が観察できます。春先はまだ見られる蝶の種類が少ない中で、ベニシジミを観察すると蝶の季節が始まりつつあると感じます。飛び方は非常に俊敏ですが、よく花の蜜をするために止まるため、撮影は比較的容易にできます。
東京都千代田区
ベニシジミは東京都内でも普通に観察することができます。東京都内では主に公園などに生息しています。見た目が似ている種はいないため、種の同定は非常に簡単です。公園などで下草の周りを俊敏に飛ぶオレンジ色のシジミチョウがいたら、ベニシジミと考えて問題ありません。
長野県松本市
長野県松本市で観察したベニシジミです。珍しい蝶ではないので、じっくりと観察することは普段はしませんが、こうして改めて写真で見てみるとオレンジ色の美しい翅をしています。
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