- 定年退職後の趣味を探したい!
- これから始められて、あまりお金のかからない趣味を探したい!
これから退職を迎える方、あるいはもう退職をしている方向けに、この記事では今から始められて、あまりお金がかからない趣味として、「バタフライウォッチング」を紹介します。
バードウォッチングはよく聞くけど、バタフライウォッチングって何?面白いの?
そんな疑問を持つ方も多いと思いますが、結論、かなり面白いです。是非最後までこの記事をご覧ください。
バタフライウォッチングとは
バタフライウォッチングは、その名の通り山や川などに行って蝶を観察することです。バードウォッチングが鳥を観察することであるのに対して、バタフライウォッチングは観察の対象が蝶になります。
- バタフライウォッチングを始めるハードルは高くありません
日本には全国で約260種類の蝶が生息しています。この260種類という数、多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、例えば鳥は日本に600種類程度いると言われています。また、生物学的に蝶と分類が近い”蛾(ガ)”は日本に4000種類以上いると言われています。
蝶は生息している種類が比較的少なく、全ての種類を覚えるハードルが比較的低いと言えます。また、身近な場所に生息している蝶だけであればせいぜい数十種類程度であり、この程度であれば難なく種類を覚えることができます。
蝶は以下の表のように大きく5種類に分類できます。5つのグループしかありません。
この様に、蝶は種類数もそれほど多くなく、分類も比較的単純なので、未経験から始める場合のバードルは比較的低いと言えます。
以下ではバタフライウォッチングをオススメする理由を紹介します。是非最後までご覧ください。
オススメの理由①:子供の頃の趣味の延長として楽しめる
オススメの理由の1つ目は「子供の頃の趣味の延長として楽しめる」ことです。特に男性の方は、幼い頃に昆虫採集をしていた方が多いと思います。成長するに従って昆虫採集をしなくなるのが一般的ですが、年を取ってから改めてやってみると幼い頃の楽しい思い出が蘇ってきます。
幼い頃は網を使って採集していたと思いますが、蝶を採集することには興味がないという方もいると思います。そのような方にオススメなのがカメラで蝶の生態の写真を撮ることです。10万円程度で高性能な一眼レフカメラを購入することができます。これさえあれば、その他には何もなくてもバタフライウォッチングを楽しむことができます。
蝶は花の蜜を吸ったり休憩するためによく止まります。止まった瞬間が撮影のチャンスです!チャンスを逃さずに綺麗に撮影できると充実感を得ることができます。
オススメの理由②:ゲーム感覚で楽しめる
オススメの理由の2つ目は「ゲーム感覚で楽しめる」ことです。前述の通り日本には約260種類の蝶が生息しています。これらは1種類1種類生態が異なり、例えば山地にしか生息しない蝶や主に河川敷に生息する蝶、標高の高い場所にしか生息しない蝶などがいます。
このため、蝶を探すのは、宝探しゲームのような感覚で楽しむことができます。蝶が生息する環境を自分の足で歩いて確かめると、それぞれの種類の特徴を実体験として学ぶことができます。そうすることで、蝶に対する理解がより深まっていき、蝶を観察することの楽しさにハマっていきます。
フィールドに出ると、事前に想定していなかった蝶に出会えることも多々あります。テレビゲームなどとは異なり、自然物ですので想定していないことがおこることもあります。それもバタフライウォッチングの楽しみの1つと言えます。
オススメの理由③:お金がそれほどかからない
オススメの理由の3つ目は「お金がそれほどかからない」ことです。私は長年バタフライウォッチングをしていますが、お金が必要なのは、
- 一眼レフカメラ:10年以上に1回程度購入、1回につき10万円程度
- 移動にかかる費用:ガソリンや高速道路料金
だけです。頻繁に遠くに出掛ければ移動費用がかさみますが、近場でも多くの蝶に出会えますので、近場での観察をメインとすると必要な費用はカメラ料金が主となります。
最近の一眼レフカメラは非常に性能が高く、簡単には壊れません。私の場合は1度購入すると10年以上は使えます。そのため、初期費用は10万円程度必要になりますが、10年使用すれば1年あたりの費用は1万円となります。
いきなり一眼レフカメラを購入することに抵抗がある方は、まずはスマホで撮影することから始めることができます。その場合は初期費用なく、移動費用だけとなります。
オススメの理由④:健康になる
これは改めて言うまでもありませんが、オススメの理由の4つ目は「健康になる」です。蝶は様々な環境に生息しています。近所の公園や山地や河川敷などです。これらの場所は、車である程度まで行くことができますが、最後は自分の足で歩かなければいけない場所がほとんどです。
いきなり山地に行くハードルが高いと感じる方は、近場の公園から初めてみるのもオススメです。ある程度自然の残された公園であれば、多くの蝶を観察することができます。東京23区内であっても、例えば石神井公園にはミドリシジミなどの比較的珍しい蝶も含めて数十種類の蝶が生息しています。
歩くことにより体力がつくことに加えて、自然で遊ぶことでストレス解消にも繋がります。
まとめ
これから退職を迎える方、あるいはもう退職をしている方向けに、この記事では今から始められて、あまりお金がかからない趣味として、「バタフライウォッチング」を紹介しました。
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- バタフライウォッチングは野生の蝶を観察しに行くことで、簡単に始められる。
- オススメの理由①:子供の頃の趣味の延長として楽しめる
- オススメの理由②:ゲーム感覚で楽しめる
- オススメの理由③:お金がそれほどかからない
- オススメの理由④:健康になる
昆虫採集の面白さについては、以下の記事で詳しく解説しています。是非この記事も併せてご覧ください。
コメント