都会での見栄を張った生活や、サラリーマンとして微妙な人間関係の中で働くことに疲れてきた。少し息抜きがしたい。
そんなことを感じている人は是非この記事をご覧ください。
このホームページでは、都会での見栄を張った生活や人間関係に疲れた人に向けて、チョウやカブトムシ・クワガタの観察や飼育を勧めています。
この記事を読むことで、決して、都会での見栄を張った生活や人間関係がこの世の中の全てではなく、世界はもっと広く、楽しいことは無限にあることに気付くはずです。
この世の中は都会での生活や人間関係が全てではないことに気付く
幸せはどういった時に感じるか
突然ですが、あなたは幸せや不幸せはどういった時に感じますか?
幸せについては例えば、仕事で成果が出て上司に評価されたとき、恋人ができたとき、友人と旅行に行ったとき、子供と遊んでいるとき、などが挙げられると思います。
一方で、不幸せはその逆で、仕事でうまくいかずに怒られたとき、恋人と破局したとき、友人と喧嘩したとき、などが挙げられます。
これらは一言で表すと、「他人との競争や人間関係が上手くいっているときは幸せで、上手くいかない時は不幸せ」だと言えます。
私が自然の世界から感じたこと
私も他人との競争や人間関係から幸せや不幸せを感じることがあります。それは避けて通れません。
一方で、私は蝶やカブト・クワガタと出会うことで、他人との競争や人間関係以外にも自分の幸せを感じることができる世界を手に入れました。
趣味として蝶やカブトムシ・クワガタの観察を通じて自然の中に身をおくことで、他人との競争や人間関係だけで幸不幸が決まる世界から脱し、例えそれらがうまくいっていなかったとしても自然の世界から幸せを感じることができるようになりました。
自然の世界から幸せを感じるとき
では、どういった時に自然の世界から幸せを感じるか、それは次の点だと捉えています。
- 小さい頃の宝探しのような感覚で、珍しい蝶や美しい蝶などと出会った時。
- 「良い悪い」の世界から抜け出し、自己探索・内省をすることで新しい自分に気付いた時。
珍しい蝶や美しい蝶などと出会った時
自然の世界には絶対はありません。同じような時期に、同じ場所に行っても、そこで出会える蝶やカブトムシ・クワガタは異なります。
小さい子供は宝探しが好きだったりしますが、宝探しから人工的な要素を抜きとることで、年齢に関係なく楽しむことができる宝探しに出会えます。
なぜ蝶やカブトムシ・クワガタなのか?
自然のものであれば何でも楽しいのですが、蝶やクワガタは種類が多すぎず少なすぎず、宝探し的な楽しみを求めるのに丁度良い種類数であると感じています。蝶は日本に260種類前後、クワガタやカブトムシは亜種を含めて50種類前後となり、日本全国に分布しています。
また、蝶は昼間、カブトムシやクワガタは夜間活動するので、時間帯に関係なく楽しめますし、沖縄に行けば蝶は冬場でもいますので、季節に関係なく楽しむことも可能です。
しかし、これは表面的な楽しさであって、私にとって本当の楽しさは次の「自己探索・内省をすることで新しい自分に気付いた時」でした。
自己探索・内省をすることで新しい自分に気付いた時
私は、自然の中に身を置いて「内省」することで、この世の中や自分自身の偏った考え方に気付くきっかけとなりました。
そもそも、「内省」という言葉をご存じでしょうか。「反省」とは違う概念として「内省」があります。
- 「反省」:良かったこと、悪かったことについて、自分自身の行動などを振り返り、改善につなげること。
- 「内省」:良い悪いは関係なく、ただただ自分の行動を振り返ること。それにより無意識のうちに身に着けていた偏見や自分の考え方の癖に気付くこと。
私たちは何か失敗するたびに「反省」をします。ですが、その「反省」の基となる「良い悪い」の基準は誰が決めているのでしょう?それは普遍的なものなのでしょうか。
「反省」は他人が決める価値基準による行為ですので、どうしても「他者起点」となってしまいます。
一方で、他者の価値基準が入る「良い悪い」をいったん切り離す「内省」をすることで、「自分起点」の考え方に切り替えていくことができます。
私も含めて多くの人は、小さい頃から組織の中で上手く動く歯車になることを教育されています。決められた枠組みの中で他者に期待される行動をとるとほめられ、輪を乱すことをすると怒られる教育を受けてきました。「良い悪い」の大枠の価値基準は、小さい頃からの教育により出来上がっています。
ですが、自然の中には「良い悪い」の価値基準はありません。蝶は良い悪いを考えながら空を飛んでいるわけではありません。私は、自然と常に触れ合うことで、「良い悪い」の価値基準から一旦離れて「自分起点」で物事を考える癖がつきました。
具体的には、、
- 承認欲求を客観視できるようになった。サラリーマン(労働者)として生きることが全てではないし、上司や組織の期待に応えることが全てではない。他者との競争や人間関係に縛られるのではなく、できる限り自分の好きなことに時間を使おうと思った。
- 何かしらの組織に所属することへの拘りが無くなった。所属している場所が嫌なら、そこから離れることも選択肢としようと思えるようになった。
といった具合です。「自分起点」になると、これまでとは明らかに違った世界が見えるようになってきます。私はそこに気付くことで、人生がとても楽しくなりました!
とはいえ、生活のためには都会での生活や複雑な人間関係が避けられない人も多いと思います。そんな場合は、まずは土日から自然と触れ合うことを始めてみてはいかがでしょうか!
まとめ
都会での見栄を張った生活や複雑な人間関係から一旦離れることで気付くことがあります。私は、自然と向き合いながら「内省」することで、「自分起点」で物事を考えるきっかけとなりました。
私にとっては対象となる自然が「蝶やカブトムシ・クワガタ」でした。興味がある方は是非、蝶やカブトムシ・クワガタの世界を覗いてみてください!
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