ヒメアカタテハは小型のアカタテハの意味で名付けられました。北海道から沖縄まで日本全国で普通に見られ、秋になるにつれて個体数が増加します。移動性の高い蝶で、ほぼ全世界で見られる蝶です。
この記事では、これまでに観察したヒメアカタテハの写真を紹介します。
ヒメアカタテハの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年3~4回程度 |
成虫が見られる時期 | 4月から11月頃まで |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | ハハコグサ、ヨモギ、ゴボウなど |
亜種 | なし |
ヒメアカタテハは北海道から沖縄まで日本全国に分布する蝶です。成虫は年3~4回程度発生し、4月から11月ごろまで観察できます。秋になるにつれて個体数が増加し、8月ごろから各地で普通に見れるようになります。
飛び方は俊敏ですがよく止まり、花の蜜を吸ったり、地面から吸水したりする姿がよく見られます。
近縁種としてアカタテハがいますが、見た目はそれほど似ていないため見分けることは容易です。
ヒメアカタテハの写真集
北海道中富良野町
北海道中富良野町で観察したヒメアカタテハです。ヒメアカタテハは寒冷地である北海道でも観察することができます。特に、秋になるにつれて個体数が増加していきます。翅を広げて地面にとまり、少し刺激を与えると俊敏に飛びはじめ、また地面に止まるという行動を繰り返していました。
栃木県宇都宮市
栃木県宇都宮市で観察したヒメアカタテハです。地面から吸水していました。ヒメアカタテハは花の蜜や地面の水分を吸う姿がよく見られます。
茨城県土浦市
茨城県土浦市で観察したヒメアカタテハです。ヒメアカタテハは花の蜜や地面の水分を吸う姿がよく見られます。
東京都町田市
東京都町田市で観察したヒメアカタテハです。産卵中のヒメアカタテハを観察しました。ヒメアカタテハは都市近郊にも生息しており、個体数はそれほど多くはありませんが東京都内でも観察することができます。
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