ホソバセセリ～珍しい？生態写真や見分け方、生息地、食草、越冬、亜種などを解説～

ホソバセセリは本州から九州にかけて生息する暖地性のセセリチョウ科の蝶です。全国的に比較的普通に見られますが、都市近郊では生息環境の悪化により減少しています。

この記事では、これまでに観察したホソバセセリの写真を紹介します。

ホソバセセリの紹介

ホソバセセリは日本では本州から九州にかけて生息しています。各地で比較的普通に見られますが、都市近郊では減少しており、分布は普遍的ではありません。やや暗い環境を好み、日当たりのよい草原などでは見られません。森林に接した場所でよく見られます。

飛翔は緩やかで、ヒメジョオンなどの花の蜜をよく吸います。

翅の裏側の黒縁がある白斑が特徴で、見た目が似た種類の蝶はいないため、見分けるのは比較的容易です。

山梨県の北杜市ではホソバセセリは比較的よく見られます。翅の裏側の大きな白斑が特徴的で、他のセセリチョウ科と見間違えることはありません。

山梨県の富士河口湖町で観察したホソバセセリです。飛翔は緩やかで、下草によく止まるため、写真撮影は容易に行うことができます。

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