カブトムシとクワガタの成虫の飼い方・育て方・生息場所まとめ

カブト・クワガタ
こんにちは!Nao(Xアカウント:@fujimidori123)です!

このブログでは、カブトムシやクワガタの飼い方や育て方、生息場所を紹介しています。この記事では、それらのまとめ記事として、カブトムシやクワガタの成虫の飼い方や育て方、生息場所の重要なポイントを抜粋して紹介します。

【共通編】カブトムシ・クワガタの成虫の飼育に必要なもの

カブトムシの飼育セットの例

まず最初に、カブトムシやクワガタを飼育する上で必要なものを5つ紹介します。

【必要なもの①】飼育ケース(虫かご)

飼育ケースの例

飼育ケースは大きいほど良いのですが、カブトムシや大型のクワガタを飼育する時は、最低でも”中”サイズ以上のものを選ぶようにしましょう。特に複数頭の個体を飼育する時は、小さいケースだと喧嘩する確率も上がってしまいますので、できるだけ大きいケースを選ぶようにしましょう。

コバエの侵入が気になる人は、コバエが入りにくいケースを選ぶようにしましょう。

【必要なもの②】マット

マットの例

マットとは、カブトムシやクワガタを飼育するための土のことです。土は用途に合わせて使い分けるようにしましょう。産卵を目的とする場合は、クヌギやコナラなどからできた産卵・幼虫飼育用のマットを選ぶようにしましょう。産卵を目的とせず、ダニなどの虫の発生を防ぎたい人は、スギやヒノキなどからできた針葉樹のマットを選ぶようにしましょう。

【必要なもの③】朽ち木・止まり木・エサ皿

朽ち木やエサ皿の例

カブトムシやクワガタは、転倒してしまうと自力では起き上がることができません。起き上がるために体力を消費し、場合によっては死んでしまうことがあります。朽ち木などを置いておくと、それを足場にして起き上がることができます。朽ち木などは必ず置いておくようにしましょう。

また、エサ皿があるとゼリーが散らかることが減ります。マットを清潔に保ちたい場合は、エサ皿を用いると良いでしょう。

【必要なもの④】昆虫ゼリー

昆虫ゼリーの例

昆虫ゼリーはカブトムシやクワガタのエサになります。ホームセンターなどで販売していますので、購入しておくようにしましょう。産卵をさせる場合はプロゼリーなどの高タンパクのゼリーがオススメです。

【必要なもの⑤】虫よけシート

虫よけシートの設置例

コバエが侵入できる普通の飼育ケースを使用していると、コバエが湧くことがあります。それが気になる人は、虫よけシートを購入することをオススメします。虫よけシートを蓋に設置することがコバエの侵入を防ぐことができます。

【カブトムシ】成虫の飼い方・育て方

カブトムシは丈夫な昆虫ですので、飼い方のポイントを守れば寿命まで生きてくれます。ここでは、カブトムシを長生きさせるためのポイントを紹介します。

【ポイント①】水分量が多いエサを与えない

スイカやメロンなどの水分量の多いエサを与えると、体長を崩してしまうことがあります。水分量の多いエサは控えて、昆虫ゼリーやバナナなどを与えるようにしましょう。

【ポイント②】直射日光が当たらない場所で育てる

直射日光が当たり、飼育ケース内の温度が上がるとカブトムシが死んでしまうことがあります。カブトムシを飼育する時は直射日光は避けて、日陰で飼育するようにしましょう。

【ポイント③】保水をしっかりと行う

カブトムシは乾燥に弱い昆虫です。マットには定期的に霧吹きを吹きかけるなど、乾燥しないよう心がけましょう。

【ポイント④】同じケースに沢山入れすぎない

特にオスを複数頭同じケースに入れると、喧嘩をして寿命を縮めてしまいます。1つのケースに入れる量は少なくするようにしましょう。

さらに詳細は以下の記事で紹介していますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

【コクワガタ】成虫の飼い方・育て方

コクワガタは日本のクワガタの中でも飼育が簡単な種です。越冬をして、飼育環境下では2~3年生きることができます。飼育セットは産卵を目的としない場合、カブトムシと同様で問題ありません。コクワガタを長生きさせるためのポイントは以下になります。

【ポイント①】温度管理と保湿管理を行う

コクワガタを長生きさせるためには温度管理と保湿管理が重要です。温度は20℃~28℃を保つようにしましょう。30℃以上になることは避けましょう。

【ポイント②】同じケースに沢山入れすぎない

特にオスを複数頭同じケースに入れると、喧嘩をして寿命を縮めてしまいます。1つのケースに入れる量は少なくするようにしましょう。

【ポイント③】越冬をさせよう

コクワガタは10℃以下になると越冬をします。越冬すると2~3年生きることができます。冬季は5℃~10℃程度で管理することで、長生きをさせることができます。その間、霧吹きなどで加湿をすることも忘れずに。また、暖かい日や越冬前後はエサを食べますので、エサとなるゼリーなどの準備も忘れずに行いましょう。

さらに詳細は以下の記事で紹介していますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

【ノコギリクワガタ】成虫の飼い方・育て方

コギリクワガタはそれほど飼育が難しい種ではありません。飼育セットは産卵を目的としない場合は基本的にカブトムシと同様の飼育方法で問題ありません。ノコギリクワガタを長生きさせるためのポイントを紹介します。

【ポイント①】温度管理と保湿管理を行う

コクワガタを長生きさせるためには温度管理と保湿管理が重要です。温度は20℃~28℃を保つようにしましょう。30℃以上になることは避けましょう。

【ポイント②】同じケースに沢山入れすぎない

特にオスを複数頭同じケースに入れると、喧嘩をして寿命を縮めてしまいます。1つのケースに入れる量は少なくするようにしましょう。

詳細は以下の記事で紹介していますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

【ミヤマクワガタ】成虫の飼い方・育て方

ミヤマクワガタは越冬せずに死んでしまうため、他のクワガタと比べて寿命が短い特徴があります。その上、飼育の難易度が高いクワガタと言えます。ここではミヤマクワガタを飼育する上で気を付けるべきポイントを紹介します。

【ポイント①】温度管理を必ず行う

ミヤマクワガタを飼育する上で最も重要なポイントは、飼育温度を20~23℃にキープすることです。ミヤマクワガタは野生では標高が高い場所に生息するため、高温に非常に弱い種類です。温度が高いと早死にしてしまうことに加えて、メスは産卵しません。

【ポイント②】保水をしっかりと行う

他のクワガタと同様に、ミヤマクワガタも乾燥に弱いため、保湿はしっかりと行うようにしましょう。

【ポイント③】同じケースの複数頭入れない

他のクワガタと同様に、同じケースに複数頭の個体を入れると喧嘩をして早死にしてしまいます。ミヤマクワガタは特に気が荒い性格ですので、基本的に1ケース1頭とするようにしましょう。

ノコギリクワガタと喧嘩をするミヤマクワガタ

さらに詳細は以下の記事で紹介していますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

カブトムシやクワガタの生息地

これまでに野生のカブトムシやクワガタの生息を確認した場所を以下の記事で紹介しています。興味のある人はこちらの記事をご覧ください。

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