クジャクチョウは北海道と本州に生息する蝶で、翅表のクジャク状の斑紋の模様から名付けられました。
この記事では、これまでに観察したクジャクチョウの写真を紹介します。
クジャクチョウの紹介
分布 | 北海道、本州 |
生息環境 | 低山地、山地 |
発生回数 | 年2回程度 |
成虫が見られる時期 | ほぼ周年 |
越冬の状態 | 成虫で越冬 |
食草 | カラハナソウ、ホップなど |
亜種 | なし |
クジャクチョウは北海道と本州に生息する蝶で、北海道では平地でも普通に見られますが、本州では主に山地に生息します。成虫は年2回の発生で、第1化は6月頃に発生し、第2化は8月頃に発生します。そして、第2化の個体が成虫のまま越冬し、翌年3月頃に飛び始めます。
クジャクチョウの写真集
北海道上川町
北海道上川町で観察したクジャクチョウです。クジャクチョウは北海道では平地でも見られ、個体数は本州よりも多い印象です。翅表にクジャク状の斑紋があり、見た目が似た種はいないため、同定を間違うことはありません。
長野県美ヶ原高原
長野県の美ヶ原高原で観察したクジャクチョウです。本州では標高の高い場所に生息することが多い印象です。花の蜜を吸うクジャクチョウを観察しました。クジャクチョウは飛翔は非常に俊敏ですが、よく花の蜜を吸いに止まります。
群馬県嬬恋村
群馬県嬬恋村で観察したクジャクチョウです。クジャクチョウは翅表は派手なクジャク状の模様がありますが、翅裏は黒く非常に地味な模様をしています。ほとんど模様はありません。
長野県大町市
5月にクジャクチョウを観察しましたが、この時期のクジャクチョウは前年に羽化して越冬した個体ですので、翅が痛んでいる個体ばかりでした。6月下旬頃になると、その年に羽化した綺麗な個体が観察できるようになります。
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