クモガタヒョウモンは北海道から九州まで広く日本に分布しますが、全国的に個体数は多くはありません。生息環境は丘陵地や山地で、花の蜜を吸うほか、地面から吸水する姿もよく見られます。
この記事では、これまでに観察したクモガタヒョウモンの写真を紹介します。
クモガタヒョウモンの紹介
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
生息環境 | 平地、山地 |
発生回数 | 年1回程度 |
成虫が見られる時期 | 5月から10月頃まで |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | タチツボスミレなど |
亜種 | なし |
クモガタヒョウモンは北海道から九州まで広く日本に分布します。丘陵地や山地に生息しますが、個体数は多くなく、集団で観察できることはあまりありません。日中に活動し、花の蜜を吸うほか、地面からの給水をする姿もよく見られます。
成虫は年1回の発生で、5月頃から見られ、7月頃から夏眠に入って酷暑を避け、9月頃に活動を再開します。
クモガタヒョウモンは、後翅の裏側の模様が不明瞭なのが特徴であり、ヒョウモンチョウ類の中では比較的見分けやすい蝶と言えます。
クモガタヒョウモンの写真集
埼玉県飯能市
埼玉県飯能市で観察したクモガタヒョウモンです。個体数は多くはありませんが、埼玉県にもクモガタヒョウモンは生息しています。5月に観察した個体であり、羽化してそれほど時間が経っていない個体と考えられます。林縁部を飛翔して、花の蜜を吸っていました。
山梨県北杜市
山梨県北杜市で観察したクモガタヒョウモンです。この場所には何度も行っていますが、観察したのは1度だけですので、この場所も個体数はそれほど多くはないと考えられます。地面に止まるクモガタヒョウモンを観察しました。
静岡県浜松市
静岡県浜松市で観察したクモガタヒョウモンです。花の蜜を吸う個体を観察しました。
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