クロマダラソテツシジミ～珍しい？生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説～

クロマダラソテツシジミは元々は日本に生息していなかった蝶ですが、1992年に初めて沖縄で観察され、その後は一時途絶えたものの、近年は沖縄や九州、四国、本州に定着しています。

この記事では、これまでに観察したクロマダラソテツシジミの写真を紹介します。

クロマダラソテツシジミの紹介

クロマダラソテツシジミはかつては迷蝶でした。元々は日本には生息しておらず、1992年に初めて沖縄で観察され、その後は一時途絶えましたが、近年は沖縄から本州の太平洋沿いまで広い地域で見られます。東京近郊でも見られることがあります。分布を拡大する力が強く、生息地域を広げます。

クロマダラソテツシジミの幼虫はソテツを食べることから、ソテツの害虫として扱われることが多く、食害が問題になることがあります。

和歌山県の九度山町でクロマダラソテツシジミを観察しました。かつては日本に生息していない蝶でしたが、和歌山県でも普通に見られるようになりました。

沖縄本島で観察したクロマダラソテツシジミです。沖縄本島では非常に多くのクロマダラソテツシジミを観察しました。クロマダラソテツシジミは1992年に初めて沖縄で発見された蝶ですが、現在は完全に定着していることが確認できました。

クロマダラソテツシジミは南アジアから東南アジアに生息する蝶です。ベトナムのホーチミン周辺でクロマダラソテツシジミを観察しました。

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