クロテンシロチョウは元々は日本には生息していない迷蝶でしたが、1988年以降に与那国島に定着し、その後は八重山諸島に分布を広げ、現在でも継続して発生し続けています。小型のシロチョウ科の蝶で、弱々しく飛翔します。
この記事では、これまでに観察したクロテンシロチョウの写真を紹介します。
クロテンシロチョウの紹介
分布 | 沖縄 |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | ほぼ周年 |
成虫が見られる時期 | ほぼ周年 |
越冬の状態 | ほぼ周年 |
食草 | ギョボクなど |
亜種 | なし |
クロテンシロチョウは元々は日本に生息していない迷蝶でした。日本では、与那国島で1957年頃から1974年頃にかけて迷蝶として何度か観察され、その後見られなくなりましたが、1988年以降に再び発生しはじめ、現在に至るまで継続的に発生を続けています。波照間島や西表島、石垣島でもその後継続的な発生が続けられました。現在は八重山の各地で定着しています。
活動時間は日中で、低い場所をゆったりと飛翔し、葉の上nよく止まります。花の蜜を吸う姿や地面から吸水する姿がよく見られます。
クロテンシロチョウの写真集
沖縄県石垣市
沖縄県の石垣島でクロテンシロチョウを観察しました。クロテンシロチョウは元々日本には生息していない蝶ですが、石垣島では2002年頃から継続して発生を続けています。やや薄暗い低い場所を緩やかに飛翔し、花の蜜を吸う個体を観察しました。
海外での生態写真
クロテンシロチョウは東洋熱帯に広く分布する蝶です。ベトナムで吸蜜するクロテンシロチョウが観察できました。
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