クワガタを始めて飼育するけど、オススメの食べ物は何?オススメのゼリーはあるの?
スイカやメロンは与えない方が良いと聞いたけど本当?
クワガタ用の食べ物としてよく昆虫ゼリーが売られています。しかし、昆虫ゼリーは種類が豊富で、何がオススメなのかわからない人も多いと思います。
また、スイカやメロンを与えるとクワガタが下痢をするという話を聞いたことがある人も多いと思います。
この記事では、クワガタのオススメの食べ物について解説をします。
クワガタにオススメの昆虫ゼリーは?
クワガタは野生の環境下ではクヌギやコナラなどの木からでる樹液をエサとしています。ですが、飼育環境下では樹液を与えることは難しいので、一般的には昆虫ゼリーを与えます。
一般的にホームセンターや通販などで販売されている昆虫ゼリーであればクワガタはよく食べますし、何か問題があるわけではありません。
最近は100均でも昆虫ゼリーが売られています。過去に100均の昆虫ゼリーを試しましたが、クワガタはよく食べてくれて、長生きもしれくれました。
そんな多くの種類がある昆虫ゼリーですが、最もオススメなのが高タンパクのゼリーです。特に産卵を目的としている方は、是非高タンパクのゼリーを試してみて下さい。
クワガタは産卵する時に多くのタンパク質を必要とします。高タンパクゼリーはその栄養の補給源となります。高タンパクゼリーとしては、例えばプロゼリーがあります。
昆虫ゼリーを食べる量は?交換する頻度は?
クワガタは食べ物をよく食べる時期と、あまり食べない時期があります。
クワガタの種類にもよりますが、成虫になって1~3か月間はエサを全く食べません。1~3か月経過すると、ようやくエサを食べるようになります。これを”後食”と言います。羽化直後はまだ体が完成していないためです。種類別の後食の目安は以下の通りです。
- コクワガタ:1~2ヶ月
- オオクワガタ:1~3ヶ月
- ヒラタクワガタ:1~3ヶ月
- ノコギリクワガタ:1~3ヶ月
- ミヤマクワガタ:1~3ヶ月
後食のあとは徐々に食べるようになってきて、少し時間が経過すると良く食べるようになります。コクワガタなどの小型のクワガタは食べる量が多くないので頻繁にゼリーを交換する必要はありませんが、大型のクワガタは多くのゼリーを食べます。毎日ゼリーの残量をみて無くなっていればこまめに交換するようにしましょう
クワガタにスイカやメロンなどの果物を与えてもよい?
クワガタはゼリーだけでなく、果物もよく食べます。例えばバナナです。バナナは栄養価も高く、水分量も適切であるため、クワガタのエサとしては向いていますが、昆虫ゼリーと比べると傷みが早いため、ずっと置いておくことは避けましょう。
スイカやメロンも食べますが、水分量が多すぎる食べ物は一般的にあまり良くないとされています。果物を与えることもはできますが、できれば専用の昆虫ゼリーを与えることが最も無難だと言えます。
逆に、与えない方が良い食べ物としてはハチミツが挙げられます。ハチミツを与えると、クワガタのエサを食べる髭が固まってしまう可能性があります。ハチミツを与えるときは、水で薄めてあげるのが良いと思われます。
エサ皿はあった方が良い?
最後に、昆虫ゼリーのエサ皿はあった方が良いのか、解説します。
エサ皿はできれば置いた方が良いと言えます。マットに昆虫ゼリーを直接置くと、簡単にひっくり返ってしまい、昆虫ゼリーがマットにこぼれてマットが汚れてしまう原因になります。
昆虫ゼリーをエサ皿に置くことで昆虫ゼリーがこぼれにくくなることによりマットが汚れにくくなる効果があります。
また、エサ皿がクワガタの転倒防止材としての機能も果たしますので、できればエサ皿は置いた方が良いと言えます。
最後に
クワガタは上で紹介したように、大型の種類で多頭飼育をしている場合は毎日ゼリーを完食してしまうこともあります。それはその分、排泄物を出している、とも言えます。
クワガタを長生きさせるためには、エサを欠かさずあげることに加えて、ケース内を清潔に保つことも重要です。そのため、定期的にマットを交換することで、清潔な飼育環境を保つようにしましょう。
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