ミスジチョウ～珍しい？生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説～

ミスジチョウは北海道から九州まで広く分布し、主に山地に生息しますが、平地に産することもあります。コミスジやホシミスジ、オオミスジと見た目が似ますので、同定には注意が必要です。

この記事では、これまでに観察したミスジチョウの写真を紹介します。

ミスジチョウの紹介

ミスジチョウは北海道から九州まで広く分布します。中部以西では山地に生息しますが、関東以北では平地に生息することもあります。成虫は年１回の発生で６月頃によく見られます。日中は樹の周りを滑空するように飛びます。

コミスジやホシミスジ、オオミスジと見た目がよく似ており、同定には注意が必要です。

ミスジチョウと良く似ていて、生息地域が重なることがあるコミスジ、ホシミスジ、オオミスジとの見分け方を紹介します。

これら４種類の蝶は見た目がよく似ていますが、違いを覚えてしまえばそれほど見分けるのは難しくありません。一般的な見分け方としては、上の写真で示した通りとなります。

また、この見分け方以外には、翅の大きさにも違いがあります。翅の大きさは一般的に、オオミスジ＞ミスジチョウ＞ホシミスジ＞コミスジとなります。

こういった翅の模様や大きさの違いから見分けることができます。

栃木県日光市でミスジチョウを観察しました。コミスジやホシミスジよりはやや大きいことと、オオミスジよりはやや小さいことから、ミスジチョウは飛んでいてもある程度は見分けることができます。コミスジほど生息数が多くありませんが、山地に行くと比較的良く見ることができます。

神奈川県箱根町でミスジチョウを観察しました。ミスジチョウは東京都近郊でも観察することができます。

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