ミヤマセセリは3月下旬から4月にのみ成虫が見られる蝶です。北海道から九州まで広く日本に分布し、平地から山地まで様々な環境に生息しています。
この記事では、これまでに観察したミヤマセセリの写真を紹介します。
ミヤマセセリの紹介
分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生息環境 | 平地・山地 |
発生回数 | 年1回程度 |
成虫が見られる時期 | 3月下旬から4月頃 |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | コナラ、クヌギ、ミズナラなど |
亜種 | なし |
ミヤマセセリは春先の3月下旬から4月頃に成虫が見られます。春先にのみ成虫が見られる蝶はミヤマセセリのほかに、ギフチョウやコツバメなどがおり、スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれることがあります。
北海道から九州までほとんど日本全国に生息し、個体数も比較的多く、平地(雑木林)から山地まで様々な環境に生息しているため、観察する機会の多い蝶です。
飛翔はやや俊敏で、スミレやタンポポなどの花の蜜を吸う姿がよく見られます。また、地面に止まって日光浴をする姿もよく見られます。
ミヤマセセリの写真集
茨城県北茨城市&下妻市
茨城県北茨城市で観察したミヤマセセリです。山地では個体数が多く、多くの個体を観察することができました。花の蜜を吸う姿がよく見られました。前翅の先端に白帯が無いため、この個体は♂であることが分かります。
茨城県下妻市で観察したミヤマセセリです。観察した時期は4月下旬で、ミヤマセセリが見られる時期も終わりかけですが、まだまだ綺麗な個体が観察できました。前翅の先端に白帯があるため、この個体は♀であることが分かります。
埼玉県所沢市
埼玉県所沢市で観察したミヤマセセリです。埼玉県の雑木林にはミヤマセセリが生息しています。市街地であっても雑木林があるような環境であればミヤマセセリを観察することができます。前翅の先端に白帯が無いため、この個体は♂であることが分かります。
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