オオゴマシジミは北海道と本州に局地的に生息する蝶で、主に山地に生息する蝶ですので、観察する機会の少ない蝶です。
この記事では、これまでに観察したオオゴマシジミの写真を紹介します。
オオゴマシジミの紹介
分布 | 北海道・本州 |
生息環境 | 山地 |
発生回数 | 年1回 |
成虫が見られる時期 | 8月頃 |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | カメバヒキオコシなどシソ科の植物 |
亜種 | なし |
オオゴマシジミは年1回の発生で、7月下旬から8月にかけて成虫が観察できます。生息地は極めて局地的で、標高1,200m以上の標高の高い場所に生息する蝶です。日本では北海道と本州に生息し、本州では東北から中部地方にかけて局地的に生息しています。全国的に数を減らしており、絶滅が危惧される蝶の1種です。
卵はシソ科の植物の花穂に産み付けられ、若齢幼虫はこれを食べますが、4齢幼虫になるとアリの巣の中に運ばれてアリの幼虫を食べて成長します。
オオゴマシジミの写真集
長野県松本市
長野県松本市はオオゴマシジミが見られる場所として有名です。岐阜県高山市や長野県松本市はオオゴマシジミが比較的よく観察できます。2021年に行ったこの場所はオオゴマシジミで有名な場所で、捕虫網を持った人が何人も来ていました。短い滞在時間でしたが、数頭のオオゴマシジミを観察することができました。まだこの場所は安定してオオゴマシジミを観察できます。
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