オオモンシロチョウは北海道や青森県、岩手県に生息しているシロチョウ科の蝶です。元々は日本に生息していなかった蝶で、1995年に初めて北海道で観察されました。ロシアから入ってきたと推測されています。
この記事では、これまでに観察したオオモンシロチョウの写真を紹介します。
オオモンシロチョウの紹介
分布 | 北海道、本州 |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | 年3回程度 |
成虫が見られる時期 | 4月から11月頃まで |
越冬の状態 | 蛹で越冬 |
食草 | キャベツ、大根など |
亜種 | なし |
オオモンシロチョウは海外ではアブラナ科の植物の害虫として知られます。日本には元々生息しておらず、1995年にロシアから飛来して、現在は北海道のほぼ全域と青森県、岩手県での定着が確認されています。オオモンシロチョウの幼虫は高湿度に非常に弱く、農薬に対しても弱いため、日本ではそれほど害虫扱いはされていません。
成虫は年3回程度の発生で、4月頃から11月頃まで見られます。
モンシロチョウと見た目はよく似ますが、幼虫は模様が大きく異なり、緑色のモンシロチョウの幼虫に対して、オオモンシロチョウは黒斑や橙色縦線があります。
オオモンシロチョウの写真集
北海道小樽市
北海道小樽市でオオモンシロチョウを観察しました。オオモンシロチョウは翅頂が尖ることでモンシロチョウと見分けることができます。現在は北海道ではほぼ全域で定着しており、個体数も多いです。花の蜜を吸うオオモンシロチョウを観察することができました。
北海道川上町
北海道川上町で観察したオオモンシロチョウです。翅を半開して止まっている個体を観察できました。
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