オオウラギンスジヒョウモン~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

蝶の図鑑
こんにちは!Nao(Xアカウント:@fujimidori123)です!

オオウラギンスジヒョウモンは北海道から九州まで広く日本に分布する蝶で、個体数は寒冷地に多く、暖地では基本的に山地に生息します。ウラギンスジヒョウモンと見た目が似ているため、同定には注意が必要です。

この記事では、これまでに観察したオオウラギンスジヒョウモンの写真を紹介します。

オオウラギンスジヒョウモンの紹介

2010年7月24日山梨県富士河口湖町のオオウラギンスジヒョウモン
分布北海道、本州、四国、九州
生息環境山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期6月から10月頃まで
越冬の状態卵で越冬
食草タチツボスミレなど
亜種なし

オオウラギンスジヒョウモンは北海道から九州まで広く日本に分布し、主に山地に生息します。成虫は年1回の発生で、6月頃に羽化して、7月下旬頃から夏眠に入り、9月頃に活動を再開します。主に日中活動し、俊敏に飛翔し、花の蜜を吸うほか、地面からの給水もします。

見た目がウラギンスジヒョウモンと非常に良く似ているため、同定には注意が必要です。

オオウラギンスジヒョウモンの見分け方

オオウラギンスジヒョウモンの見分け方

オオウラギンスジヒョウモンは、ウラギンスジヒョウモンとよく似ますが、前翅の形状が、オオウラギンスジヒョウモンは凹みがあるのに対してウラギンスジヒョウモンは凹まないことから見分けることができます。

オオウラギンスジヒョウモンの写真集

山梨県北杜市&富士河口湖町

2009年7月19日山梨県北杜市のオオウラギンスジヒョウモン
2010年7月24日山梨県富士河口湖町のオオウラギンスジヒョウモン
2010年7月24日山梨県富士河口湖町のオオウラギンスジヒョウモン

山梨県の北杜市や富士河口湖町でオオウラギンスジヒョウモンを観察しました。ウラギンスジヒョウモンよりはよく見られますが、ウラギンヒョウモンなどと比べると個体数はそれほど多くはありません。

写真の利用について

この記事に限らず、このブログに掲載している写真はフリーに使っていただいて問題ありません。注意事項を以下に記載しますので、ご一読下さい。

  • このブログに掲載している全ての写真は、基本的に自由に使っていただいて問題ありません。事前連絡も不要です。
  • ただし、出典及びリンク(URL)は必ずご記載いただきますようお願いします。特に、インターネット上に当ブログの写真を掲載する場合は、リンク先の掲載を必ずお願いいたします(リンク先:https://www.choublog.site/)。
  • サイズの大きい画像をご希望の場合等については、お問い合わせフォームから個別にお問い合わせをお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました