サトキマダラヒカゲ～珍しい？生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説～

サトキマダラヒカゲは日本の固有種で、北海道から九州まで広く分布し、各地で普通に見られる蝶です。近縁種のヤマキマダラヒカゲとは見た目がよく似ており、同定には注意が必要です。

この記事では、これまでに観察したサトキマダラヒカゲの写真を紹介します。

サトキマダラヒカゲの紹介

サトキマダラヒカゲは北海道から九州まで広く日本に分布し、平地でも普通に見られる蝶です。都市近郊でも見られ、東京都内でも普通に生息しています。成虫は年２回程度発生し、第１化は５月頃に発生し、第２化は８月頃に発生します。

日中に樹の周りを活発に飛翔し、樹液に好んで集まります。また、獣糞にも集まることがあります。

サトキマダラヒカゲは、近縁種であるヤマキマダラヒカゲと見た目が非常に良く似ているため、同定には注意が必要です。

サトキマダラヒカゲは、見た目がヤマキマダラヒカゲと非常に良く似ていることから、ここではヤマキマダラヒカゲとの見分け方を紹介します。

サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの見分け方としては、後翅の裏面の３つの斑点が大きくずれなければサトキマダラヒカゲで、大きくずれる場合はヤマキマダラヒカゲとなります。

茨城県つくば市で観察したサトキマダラヒカゲです。サトキマダラヒカゲは日中に樹の周りを活発に飛翔し、樹によく止まります。

東京都練馬区にある石神井公園で観察したサトキマダラヒカゲです。サトキマダラヒカゲは都市近郊にも生息しており、東京23区内でも普通に見られます。石神井公園では多くのサトキマダラヒカゲが生息しています。樹液に集まるサトキマダラヒカゲを撮影できました。

山梨県北杜市で観察したサトキマダラヒカゲです。サトキマダラヒカゲは、平地だけでなく山地にも生息します。山地にはヤマキマダラヒカゲが生息する割合も高まりますので、同定には注意が必要です。

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