ツマジロウラジャノメは、翅の先が白いウラジャノメです。山地の露岩地に生息する蝶で、どこでも見られる蝶ではありません。
この記事では、これまでに観察したツマジロウラジャノメの写真を紹介します。
ツマジロウラジャノメの紹介
分布 | 北海道、本州、四国 |
生息環境 | 山地 |
発生回数 | 年3回 |
成虫が見られる時期 | 6月から9月頃まで |
越冬の状態 | 幼虫で越冬 |
食草 | ヒメノガリヤスなどのイネ科の植物 |
亜種 | 名義タイプ亜種、本州亜種、四国亜種 |
ツマジロウラジャノメは、その名の通り。翅の端に白い模様があるジャノメチョウです。本州以外にも北海道や四国に生息していて、北海道産は名義タイプ亜種、本州産は本州亜種、四国産は四国亜種とされており、北海道に生息する名義タイプ亜種はエゾツマジロウラジャノメと呼ばれることもあります。寒冷地の個体は暖地の個体と比べて小型になる傾向があります。
ツマジロウラジャノメの写真集
群馬県長野原町
2014年8月31日に群馬県吾妻郡長野原町に行ってきました。時期が8月末ということもあり、珍しい蝶に出会えることは期待していませんでした。ですが、こういった期待していない時にこそ、思いがけない出会いがあるものだと実感しました。これまで見たことがなかったツマジロウラジャノメに出会うことができました。事前のリサーチは全くしておらず、この場所にツマジロウラジャノメが生息しているとは全く想定していませんでした。
ツマジロウラジャノメの生息地は局地的であり、険しい崖などに生息することが多いため、ピンポイントで観察に行かなければ見つけることが難しい蝶ですので、まさかこの場所で出会えるとは思っていませんでした。幸運なことに、タンポポで吸蜜を始めたため、少し距離は遠かったものの何とか撮影することができました。
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