ウスキシロチョウは日本では沖縄県や奄美諸島に生息する中型のシロチョウ科の蝶です。飛翔力が強く移動性があるため、本州などでも一時的に飛来することがありますが、一時的な発生で迷蝶となります。
この記事では、これまでに観察したウスキシロチョウの写真を紹介します。
ウスキシロチョウの紹介
分布 | 沖縄、奄美諸島 |
生息環境 | 平地 |
発生回数 | ほぼ周年 |
成虫が見られる時期 | ほぼ周年 |
越冬の状態 | ほぼ周年 |
食草 | ハネセンナ、ナンバンサイカチなど |
亜種 | なし |
ウスキシロチョウは、日本では沖縄と奄美諸島に生息する蝶です。飛翔力が強く移動性があるため、本州などでも一時的に飛来することがありますが、一時的な発生で迷蝶となります。個体数は多く、特に沖縄の八重山諸島では普通に観察できます。
成虫は日中に活動し、俊敏に飛翔しては花の蜜を吸うためによく止まります。
季節型があり、低温期に発生した個体(低温期型)と高温期に発生した個体(高温期型)で模様が異なるため注意が必要です。近縁種であるウラナミシロチョウと見た目が似ますが、ウラナミシロチョウは翅の裏面にさざ波模様があるのに対して、ウスキシロチョウはさざ波模様がないことから見分けることが可能です。
ウスキシロチョウの写真集
沖縄県石垣市
沖縄県の石垣島でウスキシロチョウを観察しました。ウスキシロチョウは飛翔は俊敏ですが、花の蜜を吸うためによく止まりますので、比較的撮影はしやすい蝶です。本州では小型のシロチョウ科の蝶が中心ですが、沖縄には中型のシロチョウ科が多く生息しており、異国にきた感じがします。
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