アゲハチョウの幼虫を飼育しているけど、突然動かなくなった。生きているのかな?
アゲハチョウの幼虫を飼育していると、突然幼虫が動かなくなることがあります。1日経ってもまだ動かないことも多く、生きているのか心配になることがあると思います。この記事ではその理由を解説します。
結論から書くと、アゲハチョウの幼虫が動かなくなる主な理由は、”脱皮をする準備をしている”ためです。アゲハチョウの幼虫は、脱皮をする1~2日程度前から全く動かなくなります。これは、アゲハチョウ(ナミアゲハ)に限らず、クロアゲハなどのほかの蝶の幼虫も同じです。その他にも、蛹化する前も幼虫は動かなくなります。詳しく知りたい人はこの記事を最後までご覧ください。
幼虫が動かない理由①:脱皮の準備をしている
アゲハチョウの幼虫が動かなくなる最も多い理由は、脱皮の準備をしているためです。アゲハチョウの幼虫は通常4回脱皮をします。脱皮をする1~2日前から幼虫は動かなくなります。
アゲハチョウの幼虫を飼育していて動かなくなったら、まずは1~2日様子を見るようにしましょう。脱皮が終わると脱皮の殻を食べて、その後は元気に動き始めます。
幼虫が動かない理由②:蛹になる準備をしている
4回脱皮をするとアゲハチョウの幼虫は緑色になります。緑色になったアゲハチョウの幼虫は、数日経つと蛹になります。蛹になる前のアゲハチョウの幼虫は一時的に動かなくなります。
アゲハチョウの幼虫は蛹になる前に、体内の不要な物を排泄します。その直前に、アゲハチョウの幼虫は一時的に動かなくなります。
また、排泄した後に幼虫は蛹になるためウロウロと動き回ります。そして、蛹になる場所を決めると幼虫は動かなくなり、徐々に蛹化していきます。
まとめ
この記事では、アゲハチョウやクロアゲハの幼虫を飼育しているときに、幼虫が突然動かなくなる理由を解説しました。幼虫が動かなくなる理由は以下2つが考えられます。
- 理由①:脱皮の準備をしている。
- 理由②:蛹になる準備をしている。
幼虫が動かなくなったら、しばらく様子を見るようにしましょう。幼虫に触ることは幼虫が死んでしまう原因になりますので、幼虫を触ることは控えるようにしましょう。じっと観察するようにしましょう。
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