アゲハチョウやクロアゲハの幼虫が動かない理由を解説

蝶の幼虫・蛹
こんにちは!Nao(Xアカウント:@fujimidori123)です!
質問者
質問者

アゲハチョウの幼虫を飼育しているけど、突然動かなくなった。生きているのかな?

アゲハチョウの幼虫を飼育していると、突然幼虫が動かなくなることがあります。1日経ってもまだ動かないことも多く、生きているのか心配になることがあると思います。この記事ではその理由を解説します。

結論から書くと、アゲハチョウの幼虫が動かなくなる主な理由は、”脱皮をする準備をしている”ためです。アゲハチョウの幼虫は、脱皮をする1~2日程度前から全く動かなくなります。これは、アゲハチョウ(ナミアゲハ)に限らず、クロアゲハなどのほかの蝶の幼虫も同じです。その他にも、蛹化する前も幼虫は動かなくなります。詳しく知りたい人はこの記事を最後までご覧ください。

幼虫が動かない理由①:脱皮の準備をしている

脱皮の準備をするアゲハチョウの幼虫

アゲハチョウの幼虫が動かなくなる最も多い理由は、脱皮の準備をしているためです。アゲハチョウの幼虫は通常4回脱皮をします。脱皮をする1~2日前から幼虫は動かなくなります。

アゲハチョウの幼虫を飼育していて動かなくなったら、まずは1~2日様子を見るようにしましょう。脱皮が終わると脱皮の殻を食べて、その後は元気に動き始めます。

幼虫が動かない理由②:蛹になる準備をしている

蛹化前のアゲハチョウの幼虫

4回脱皮をするとアゲハチョウの幼虫は緑色になります。緑色になったアゲハチョウの幼虫は、数日経つと蛹になります。蛹になる前のアゲハチョウの幼虫は一時的に動かなくなります。

アゲハチョウの幼虫は蛹になる前に、体内の不要な物を排泄します。その直前に、アゲハチョウの幼虫は一時的に動かなくなります。

また、排泄した後に幼虫は蛹になるためウロウロと動き回ります。そして、蛹になる場所を決めると幼虫は動かなくなり、徐々に蛹化していきます。

まとめ

この記事では、アゲハチョウやクロアゲハの幼虫を飼育しているときに、幼虫が突然動かなくなる理由を解説しました。幼虫が動かなくなる理由は以下2つが考えられます。

  • 理由①:脱皮の準備をしている。
  • 理由②:蛹になる準備をしている。

幼虫が動かなくなったら、しばらく様子を見るようにしましょう。幼虫に触ることは幼虫が死んでしまう原因になりますので、幼虫を触ることは控えるようにしましょう。じっと観察するようにしましょう。

次に読むべきオススメの記事はこちら!

この記事ではアゲハチョウやクロアゲハの幼虫が動かない理由を詳しく解説しました。このサイトではこの記事で紹介した内容以外にも、アゲハ蝶の幼虫について多くの解説記事を執筆しています。以下の記事も是非ご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました